立候補に至る想い

なぜこの選挙に立候補したのか

私は大学卒業から今までの間、FP兼コンサルタントとして、ご家庭の方々、会社の経営者様、個人でご商売をされている事業主様とのありとあらゆる関係の中で、抱えている困難な課題に対して、何としても解決してみせるという情熱をもって、同じ気持ち、同じ目線に立った当事者として、真心をもって寄り添わさせていただきました。

人は想像以上に、他人にはわからない心配事や不安、不満、課題を抱えています。

自分の力では解決できないことを抱えてしまっている、誰にも相談できずに悩み続けてしまっている、解決のために様々な取り組みをしているがいっこうに解決しない・・・話せば話すほど抱えている課題の根が深いことを知ることが多く、解決に導くあらゆる支援が必要なことを痛感しました。自分勝手な想像や推測、思い込みでは一人一人が抱える問題を把握し解決する方法など導くことはできず、相手のためにならない的外れな方法を考え実行したとしても、それは単なる自己満足の行いに過ぎません。

一人一人の話をしっかりと丁寧に聞くことを最優先で実行しなければ、到底、困っている人が助かる最善の解決策など見出すことはできず、根本の解決には至らないことだと確信しました。…と同時に、私個人のレベルでいくら相手のために頑張っていても、支援できる人数や支援できる内容にはどうしても限界があることに口惜しさも感じていました。

一個人、個人グループ、一組織、組織団体、一企業、企業団体、自治体、国・・・支援する側の規模が大きくなればなるほど、助けることができる人数、助けるための機会、時間、方法、お金が増大します。

 人助けの限界を感じて思ったことは、そもそも自治体行政が、「十分な人助けをする仕組み」を備えて実行できる体制が構築されていれば、より多くの困っている人を誰よりもどこよりも十分な手厚い支援により助けることができる!その仕組みによってより多くの問題を解決することができる!という考えでした。

困った人を助けることができる「社会全体の仕組み」自体を創ることで、多くの人が十分に助けられ安心した生活を続けることができるのであれば、この仕組み創りは何よりも優先しなければいけないことだと思いました。

現在、自治体には人を助ける制度はあるにはありますが、まだまだ不十分に感じています。そして、その制度があることを知らない人が大半を占めています。つまり、困ったまま助けられていない人が多いということです。

誰もが困った時にはいつでも社会全体に助けられる十分な仕組みが必要です。

さらには、困っていないときには困ったひとを助け、困ったときには困っていない人に助けられる、そのような官民問わないネットワークの構築も必要だと思っております。

生活費に困った時にはその他の支出を減らす仕組で助けられ、生活にゆとりを持たせる。

新型コロナ、光熱費高騰と物価高騰の時のような時限的な支援制度を一時的に設けるのではなく、常に助けられる社会を創るのです。

人が困ってしまうことは、生まれてから死ぬまで一生付きまといます。

短期間の一時的な支援だけでは不安は解消されず、ゆとりのある生活には程遠いです。


〇学校

〇仕事

〇経営

〇家事

〇育児

〇医療

〇介護


思いつくだけでも、上記のことは誰もが関わっており、困ることもなく順風満帆に過ごしていくことは困難です。

困ることがあったら誰でもいつでも助けられる仕組みさえ作ってしまえば、これから先も心配なく不安にならない生活が営めるようになります。

 食費や光熱費の負担がかなり増えてしまった、お子様にかかる必要な子育て費用や教育費の負担が年々増えてしまっている、今までは健康だったが病気やケガで健康状態が悪くなって医療費の負担がかなり増えてしまった、介護が必要になって負担が増えてしまった、勤めている会社での収入減少で毎月の生活費や返済が苦しくなってしまった、経営している会社や事業の売上減少で、毎月の支払経費や返済の負担が苦しくなってしまった、事件事故に巻き込まれてしまった・・・

 など、このような事態は、たとえそうならないように毎日頑張り続け、十分に気をつけていたとしても、現実は想定外に困ることが多いものです。

だからこそ、困ったことが実際に起きてしまったとしても、自分自身やご家族が心配せず安心して日々のゆとりある生活が続けられる社会の仕組み自体を創ることさえしてしまえば、このような問題を解決することができると考えました。