政治への初挑戦

どうせ変わらない、ずっとこのまま変わらない、誰に投票しても変わらない、政治への不信感がある、政治への関心がない・・・選挙のたびにこういう声が多いことは、今更ですがずいぶん前から言われています。私もそう思っていました。


本当に変わらないのか、なぜ変わらないのか、変わらないなら変えていくためにはどうすればよいのか、また、本当に変わっていないのか、市制の実態(街の取り組みで必要なもの、無駄なもの、増やすべきもの、減らすべきもの等)はどうなのか、自分自身が身をもって挑戦し行動することで、社会を創ることだけでなく、今行われている政治の実態を広くお伝えをすることもできると考えました。


政治への関心の低下、選挙への関心の低下・・・

特に若者の政治参加と女性の政治参加(立候補して議員になるということ)が諸外国に比べて低いことが課題だと言われていて、なぜ低いのか、どうしたら高めることができるのかと何年も何年も様々な議論がなされています。この件についてもやはり、何となくこうだろうという推測や思い込みで議論していることばかりで、当事者の声をしっかりと聞いていないことが、何年も何年も変わらない原因であると思っております。

選挙に立候補しない理由は明白です。

興味がない、または他の日常のやるべきことよりも優先度が低いからであり、なぜ興味や優先度が低いのか、それは、立候補の敷居とハードルがまだまだ心理的に高いこと、さらにはその高さにつりあわないその後のリスクが大きいことに原因があると考えております。

以前に比べて手続きが簡単になったとか、以前に比べて資金がかからなくて済むようになった、という過去と比べてどうとかという問題ではなく、日本はまだまだ心理的な敷居とハードルが依然として高く、そのことが原因で、興味も優先度も低いままなのだと考えております。

人は簡単なものほど興味関心を持ちやすくなります。逆に、心理的に難しいと思うものほど興味関心を持てなくなります。結果、優先度も低くなり挑戦をしなくなります。

逆に、興味はあるけど、立候補して政治参加をしてみたいけど、ちょっと自分には難しいかな・・・という思いで今まで立候補を断念していた人も多いと思います。例えとして合っているかわかりませんが、弁護士の仕事に興味はあるけど、司法試験は心理的にもとても高いハードルであり、勉強する気も起きず、挑戦をするまでにはならない、というように。


社会をより良くできる人に、政治を任せたいと誰もが思っていると思います。

その為には、できるだけ多くの人に出てきてもらうことが必要です。

自分の住んでいる街の政治参加は、何も持たなくても、誰でも、一人でも挑戦しやすいようにしなければいけません。

多額の資金がなければできない、組織がないとできない、人脈がないとできない、土地や建物を持ってないとできない、有名でなければできない、学歴がないとできない、優れた過去の実績がないとできない、いくつもの政治参加経歴がないとできない、難しい政策をいっぱい掲げてないとできない、時間がある人でないとできない、会社を退職しなければいけない、という高い敷居とハードルをいっさいなくして、自分や家族が住んでいる街を少しでもより良くしたい想い、悪いところをなくしたい想い、変えていきたい想い、人助けがしたい想いが一つでもあれば、誰でも挑戦ができる社会にしたいと熱望しており、そうあるべきだと確信しております。

私自身、組織も人脈も何も持っていない、ましてや政治経験もないたった一人で挑む無所属の候補者です。ですが、何も持っていない無所属の初挑戦だからこそ、何のしがらみもなく、固定概念にとらわれない新しい発想で、誰よりもあなたの声を徹底的に聞くことが可能になります。そして、その声をしっかりと反映させる新しい行動をすることができます。

今回の私の挑戦は、そういった政治参加の敷居とハードルを下げ、政治への興味関心が高まって、これから先、今までにない想いを抱いた参加者が増えて欲しいという行動の挑戦でもあります。

政治参加の敷居とハードルが下がることで、誰でも、一人でも、何も持たなくても、より良い街づくりに挑戦できる人が増えていきます。そして、今までは出てこなかったより良い街を創ることができる発想と行動を持った人が参加することで、今までにはなかった社会、誰もが望む社会を実現させることができると確信しております。